抹香町 ; 路傍
著者
書誌事項
抹香町 ; 路傍
(講談社文芸文庫)
講談社, 1997.8
- タイトル読み
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マッコウチョウ ; ロボウ
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注記
年譜・著書目録--川崎長太郎(保昌正夫編): p261〜275
参考文献--川崎長太郎(西野浩子, 保昌正夫編): p276〜281
収録内容
- 父の死
- 無題
- 軍用人足
- 抹香町
- ふっつ・とみうら
- 路傍
- 日没前
- 墓まいり
- 徳田秋声の周囲
内容説明・目次
内容説明
文学に憧れて家業の魚屋を放り出して上京するが、生活できずに故郷の小田原へと逃げ帰る。生家の海岸に近い物置小屋に住みこんで私娼窟へと通う、気ままながらの男女のしがらみを一種の哀感をもって描写、徳田秋声、宇野浩二に近づきを得、日本文学の一系譜を継承する。老年になって若い女と結婚した「ふっつ・とみうら」、「徳田秋声の周囲」なども収録。
「BOOKデータベース」 より