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ロジャー・フライ伝

ヴァージニア・ウルフ [著] ; 宮田恭子訳

みすず書房, 1997.9

Other Title

Roger Fry : a biography

ロジャーフライ伝

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ロジャー フライ デン

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Note

肖像あり

巻末(xxiip): 人物訳注・索引

Description and Table of Contents

Description

ロジャー・フライは厳格なクエーカー教徒の家に生まれ、最初は科学者を志したが、ケンブリッジ大学に進むやしだいに絵画に魅かれ、画家=美術評論家へと転進した。自ら絵を描くのと平行して、精力的に講演や執筆をこなし、若い画家たちを先導した。1910年には「第一回後期印象派展」を組織して、イギリスに「おそろしい興奮」を引き起こした—ウルフはこのユニークな画家=美術評論家の生涯を、その生い立ちからブルームズベリー・グループとの交友、メトロポリタンやオメガ工房との関係、セザンヌへの注目、さらに戦争の歳月を経て晩年へと辿りつつ明らかにしてゆく。イギリスの美術界を一新させたフライ、その多様かつブリリアントな「精神の運動」を描いた作家の手になる創造的な伝記。

Table of Contents

  • 1 幼年期・学校
  • 2 ケンブリッジ
  • 3 ロンドン・イタリア・パリ
  • 4 チェルシー・結婚
  • 5 仕事
  • 6 アメリカ
  • 7 後期印象派の画家
  • 8 オメガ
  • 9 戦争の歳月
  • 10 ヴィジョンとデザイン
  • 11 トランスフォーメーション

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