ライフサイエンスの数学
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ライフサイエンスの数学
愛智出版, 1997.4
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ライフ サイエンス ノ スウガク
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Note
共著: 林昌樹 [ほか]
Description and Table of Contents
Description
かつて生物系の諸分野は非理数系とされ、数学的解析はあまり必要とされないと考えられてきた。しかし、近年状況はいちじるしく変わりつつある。事実、生物の種の相互作用、進化論モデル、ニューラル・ネットワークなど大脳モデル、量子化学的アプローチによるタンパク質の構造の理論的解明、複雑系など高度な数学的取扱いを要する生物系の諸問題や分野の研究が注目を集めている。他方、ヒトDNAをすべて解析することを目的とした「ヒトゲノム解析計画」などにおいて、統計学が強力な手段を提供することはもちろん、あらゆる実験科学がそうであるようにライフサイエンスにおいても統計的、数理的解析法の修得は必須である。数学は“科学の女王”といわれ、これらすべての科学の基礎を支えるものであり、それらを修得する上で不可欠の手段を提供するものである。本書は、こうした観点から書かれたライフサイエンス系の学生のための数学の教科書である。生態系も含めて多くの自然現象や法則は微分方程式の形に表されることから、微分方程式の基礎にやや重きをおいて構成した。
Table of Contents
- 1 微分学
- 2 テイラー(Taylor)展開
- 3 多変数関数
- 4 積分学
- 5 定積分
- 6 多重積分
- 7 微分方程式
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