日本人は性をどう考えてきたか : クローン時代に生かすアジアの思想

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日本人は性をどう考えてきたか : クローン時代に生かすアジアの思想

市川茂孝著

(人間選書, 208)

農山漁村文化協会, 1997.9

タイトル読み

ニホンジン ワ セイ オ ドウ カンガエテ キタカ : クローン ジダイ ニ イカス アジア ノ シソウ

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注記

参考文献: p249-252

内容説明・目次

内容説明

クローン人間が誕生するということは、「父も母も平等に子の親である」という近代的な男女平等主義の根拠を消滅させることである。そのあとに来るものは?アジアの性思想が女性原理をベースにした新たな文化のヒントになるのではないか—。大胆かつ雄大なスケールの文化史論。

目次

  • 第1章 原始日本の“男女同権”—世界的には特殊な縄文・弥生の生殖観をたどる
  • 第2章 古代周辺諸国では—中国・インドの父権文化そして仏教
  • 第3章 “遅れてきた”古代日本の混沌—確立されない生殖観
  • 第4章 徐々に強まっていった父権制社会—封建時代の生殖観の諸側面
  • 第5章 自然科学がもたらしたもの—科学的生殖知識の伝来から現代まで
  • 第6章 日常文化の中に残る“性を許容する社会”の伝統
  • 第7章 社会支配の道具から人間回復の鍵へ—タントリズムを手がかりに生殖観の可能性を考察する

「BOOKデータベース」 より

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