経済学の終わり : 「豊かさ」のあとに来るもの
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書誌事項
経済学の終わり : 「豊かさ」のあとに来るもの
(PHP新書, 033)
PHP研究所, 1997.11
- タイトル別名
-
経済学の終わり : 豊かさのあとに来るもの
- タイトル読み
-
ケイザイガク ノ オワリ : ユタカサ ノ アト ニ クル モノ
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内容説明・目次
内容説明
経済学が資本主義を「飼い慣らす」ことを試みた二百年間は、ムダだったのではないか?金儲けという「狂気」が、我々を熾烈な競争に駆りたて、人間が生きるために貴重な多くのものを破壊する—結局、そんな「無理」の上にしか存在しえない「豊かさ」を、経済学は模索してきたのか?経済学者としての自省をこめて、アダム・スミス、マルクス、ケインズという三巨人の思想を再検証する著者が、前著『日本の反省』に続いて、さらに深く「豊かさ」の意味を問う、社会哲学の書。
目次
- 序章 愚かな過ち
- 第1章 経済成長の幻想
- 第2章 「豊かさ」の正体
- 第3章 「見えざる手」の神話—アダム・スミスの命題
- 第4章 資本主義の「狂気」—カール・マルクスの命題
- 第5章 「福祉国家」の栄光と悲惨—ケインズの命題
- 第6章 経済学を超えて
- 終章 人間とは何か
「BOOKデータベース」 より