地方史・研究と方法の最前線
著者
書誌事項
地方史・研究と方法の最前線
雄山閣出版, 1997.10
- タイトル別名
-
地方史研究と方法の最前線
- タイトル読み
-
チホウシ ケンキュウ ト ホウホウ ノ サイゼンセン
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注記
内容: 序文(林英夫), I: 地方史研究と地方史史料(「考古資料をめぐって」-「人類史の"現在""これから"の地方史」), II: 協業の地方史(「東京の歴史時代の地理環境」-「民俗学と歴史学」), III: 地方史研究と史料保存(「有志団体による史料調査について」-「地方史史料の保存活用と文化財保護」), 第四七回(東京)大会の大会記録, 執筆者紹介
地方史研究協議会第47回(東京)大会(1996.11.9-10)の成果をまとめたもの
収録内容
- 考古資料をめぐって : 地域史研究の立場から / 土井義夫, 黒尾和久 [執筆]
- 荘園絵図にみる東国中世村落の成立過程と古代寺院 / 吉田敏弘 [執筆]
- 本土寺過去帳をめぐる諸問題 / 中山文人 [執筆]
- 江戸の明地 / 伊藤好一 [執筆]
- 江戸っ子の「世論」形成と風刺画 : 鯰絵を素材として / 加藤光男 [執筆]
- 人類史の"現在""これから"の地方史 / 金原左門 [執筆]
- 東京の歴史時代の地理環境 / 久保純子 [執筆]
- 汐留遺跡の概要 : 旧汐留貨物駅跡地内における平成四・五年度調査より / 石崎俊哉 [執筆]
- 加賀藩江戸藩邸の調査 : 天和二(一六八二)年焼失の長屋群 / 成瀬晃司 [執筆]
- 民俗学と歴史学 : 柳田民俗学の時間認識と現象認識 / 岩田重則 [執筆]
- 有志団体による史料調査について : その方法と課題 / 白水智 [執筆]
- 自治体史における近・現代資料の収集と活用 : 『北区史』の経験をもとに / 羽田博昭 [執筆]
- 博物館と「現代資料」 / 浜田弘明 [執筆]
- 博物館所蔵の地図資料 : その目録の作成状況 / 塩川友弥子 [執筆]
- 地方史史料の保存活用と文化財保護 : 遺跡の問題を例に / 木村衡 [執筆]
- 第四七回(東京)大会の大会記録 / 大会成果刊行特別小委員会 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
本書は第四七回大会のテーマ「共通論題 地方史の再生—多様性からの出発—」にさいし、問題提起をいただいた方々の報告である。史料群の解読学と、「方法」としての地方史研究を提起していただいた論考によって構成されている。
目次
- 1 地方史研究と地方史史料(考古資料をめぐって;荘園絵図にみる東国中世村落の成立過程と古代寺院 ほか)
- 2 協業の地方史(東京の歴史時代の地形環境;汐留遺跡の概要 ほか)
- 3 地方史研究と史料保存(有志団体による史料調査について;自治体史における近・現代資料の収集と活用 ほか)
「BOOKデータベース」 より