仮想化しきれない残余
著者
書誌事項
仮想化しきれない残余
青土社, 1997.10
- タイトル別名
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The indivisible remainder : an essay on Schelling and related matters
- タイトル読み
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カソウカ シキレナイ ザンヨ
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注記
原著 (Verso, 1996) の訳出
内容説明・目次
内容説明
哲学はいかにして作られるか。カントとヘーゲルを結ぶ地平にあって、すでにして、マルクスやフロイトの問題を先取りしていたといわれるシェリングを梃子に、これまでどのような理論化からも漏れ落ちてきた現実を精緻に追跡。政治から映画・ポップカルチャーまでを射程に、コンピュータと性、イデオロギーの終焉、量子論の世界観など、後期資本主義文化の現況をラディカルに解析する、ジジェク思想の到達点。
目次
- 第1部 F・W・J・シェリング、あるいは弁証法的唯物論の起源(即自的シェリング—「諸力のオーガズム」;対ヘーゲル的シェリング—「消える媒介者」)
- 第2部 関連すること(ラカンと量子物理学)
「BOOKデータベース」 より