国際協調・レジーム・援助
著者
書誌事項
国際協調・レジーム・援助
(浦野起央著作集 / 浦野起央著, 8)
南窓社, 1997.10
- タイトル別名
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International cooperation, regimes, and aid
- タイトル読み
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コクサイ キョウチョウ レジーム エンジョ
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内容説明・目次
内容説明
ポスト冷戦の国際世界は、これまでの国際関係とはその視点と取り組みを大きく変えている。そうしたなかで、国際関係をいかなる枠組みで分析し、そこで日本が担う国際的役割はどうあるべきかは、現在、最大の課題。その論点は、二つ。一つは、ポスト冷戦期における米国の覇権後退下の国際レジームをどのように解すべきか、そしてそこでの国際協調システムはどのようなものとして把握されるべきであるか、である。いま一つは、そうしたシステム下において平和‐開発‐環境に位置づけられる国際援助はどうあるべきか、ということである。本書は、この二つの連関した課題に応えようとするもので、前者は、国際レジームの態様とその志向性を提示し、後者は、そうしたレジーム下の援助とそれへの参加の方向性を明らかにしている。
目次
- 第1章 調和ゲームとしての国際レジーム—ポスト覇権世界における国際協調システムの視点とその機能(国際レジームの分岐視点;国際レジームと国際公共財の役割;国際協調のシナリオと展望)
- 第2章 援助をめぐる政治経済学の視点と現在性(序説—援助と国際貢献;国際環境の変容と援助;開発援助の理念とその視点 ほか)
「BOOKデータベース」 より