カントの方法 : 思惟の究極を求めて
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カントの方法 : 思惟の究極を求めて
法政大学出版局, 1997.10
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カント ノ ホウホウ : シイ ノ キュウキョク オ モトメテ
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Description and Table of Contents
Description
「哲学の本領は哲学者が自らの限界を知ることにこそある」というカントのテーゼを謙虚に受け入れ、その思惟の究極を把握せんとし理論哲学と実践哲学を分析・検証する。ニュートン、ライプニッツ、ヒューム、ロック、ボーアらの思考も勘案しつつ、現代におけるカント哲学の意義を新しい視点から論考する。
Table of Contents
- 第1章 方法(カントと方法の問題—認識論の成立根拠について;カントと分析性の問題;因果的必然性—ヒューム、カント、反事実的条件文)
- 第2章 存在(カントと外界の存在の問題;物理的実在—ニールス・ボーアの見解のカント的側面;ロックの‘Physical Inquiries’と「実在」)
- 第3章 空間論(ニュートンの「絶対空間」について;ライプニッツの空間論;空間についてのカントのテーゼ)
- 第4章 道徳について(行為はいつ道徳的となるか—カントの自律論の理解に向けて;道徳的自律—カントとG・ドゥウォーキンを巡って)
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