ヒロシマ心の旅路
著者
書誌事項
ヒロシマ心の旅路
(イワサキ・ライブラリー, 4)
岩崎書店, 1996.7
- タイトル読み
-
ヒロシマ ココロ ノ タビジ
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内容説明・目次
内容説明
被爆五十周年を期して、各地でいろいろな催しが計画されていた一九九四年、アメリカのスミソニアン航空宇宙博物館から広島市に、原爆遺品を貸してほしいという申し入れがありました。とくに「まっ黒な弁当箱」はつよく要望されたのですが、その持ち主のお母さんは「息子を殺したアメリカがいまでも憎い」と、かたく断りつづけていました。そのお母さんが「わかりました。貸しましょう。原爆もいけんが、戦争がいけんのですのう」と、貸し出しを快諾してくれたもとになったのが。本書の主題である「ヒロシマ心の旅路」です。
目次
- わたしの心をとらえた劇「原爆としげる」
- 遺品に秘められた親心
- スミソニアン宇宙航空博物館
- 巨体を横たえるエノラ・ゲイ
- ニューメキシコでみたヒロシマのこころ
- 骨董兄弟のジムがやってきた
- 国内での活用はどうなっているのだろう
- シンガポールへの旅
- 原爆慰霊碑のまえに立って
- 貸ししぶっていたお母さんが〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より