座の文学 : 連衆心と俳諧の成立

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座の文学 : 連衆心と俳諧の成立

尾形仂 [著]

(講談社学術文庫, [1305])

講談社, 1997.11

Title Transcription

ザ ノ ブンガク : レンジュシン ト ハイカイ ノ セイリツ

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Note

初版: 昭和48年角川書店刊行

付: 解説

Description and Table of Contents

Description

座とは何か。日本独特の文芸形式である俳諧の本質は、人の和をもって始まり、それをもって終わる。すなわち、俳諧における座とは、文芸的な人間連帯である連衆心を営んだ場である。孤独を自覚する者同士が、日常性とは別次元の関係でつながり、生きる楽しみを共にする。俳聖・芭蕉にとって座こそ、その詩情を誘発し、増幅し、普遍化する、いわばかれの詩の成立に不可欠の媒体であったと説く名著。

Table of Contents

  • 1 座の文学
  • 2 芭蕉
  • 3 蕪村
  • 4 一茶
  • 5 古池の跡

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