アウトサイダー : 近代ヨーロッパの光と影

書誌事項

アウトサイダー : 近代ヨーロッパの光と影

ハンス・マイヤー [著] ; 宇京早苗訳

(講談社学術文庫, [1309])

講談社, 1997.12

タイトル別名

Außenseiter

タイトル読み

アウトサイダー : キンダイ ヨーロッパ ノ ヒカリ ト カゲ

内容説明・目次

内容説明

本書は、十九世紀以降のヨーロッパ社会が抑圧し、アウトサイドへと排除してきた歴史の日陰の存在である女性や同性愛者、ユダヤ人などの悲劇の歴史を描出。

目次

  • 前提 アウトサイダーと啓蒙主義(ヒューマニティの危機的事態としての怪物;意図的アウトサイダーと実存的アウトサイダー;マーローとシェイクスピア ほか)
  • ユディトとデリラ(第二の性とそのアウトサイダー;ジャンヌ・ダルクのスキャンダル(シラー—ショー—ブレヒト—ヴィシネフスキー);ブルジョア的主人公としてのユディト ほか)
  • ソドム(殺人とスキャンダルの年代記;クリストファー・マーローとイギリス王エドワード二世;ヴィンケルマンの死と二重生活の暴露 ほか)
  • シャイロック(アハスヴェールからシャイロックへ;マルタ島のユダヤ人とヴェニスのユダヤ人(マーローとシェイクスピア);賢者ナータンと盗賊シュピーゲルベルク—ドイツにおけるユダヤ人の解放の二律背反 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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