進歩の思想成熟の思想 : 21世紀を生きるために
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書誌事項
進歩の思想成熟の思想 : 21世紀を生きるために
(講談社学術文庫, [1310])
講談社, 1997.12
- タイトル別名
-
進歩の思想 成熟の思想 : 二十一世紀を生きるために
- タイトル読み
-
シンポ ノ シソウ セイジュク ノ シソウ : 21セイキ オ イキル タメ ニ
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注記
「進歩の思想成熟の思想」 (1993年2月, PHP研究所)を底本とする。
内容説明・目次
内容説明
急速な科学技術の発展によって進歩と成長を続けてきた現代の社会。環境破壊や遺伝子操作、脳死問題など、今、われわれは既成の理論や哲学では解決できない多くの課題に直面している。科学と人間、さらには文化と政治とのかかわりを、環境倫理学や歴史哲学を視点に捉えなおし、成熟の社会を目ざすべき二十一世紀に求められる哲学・思想のあり方を探る卓抜の論考。注目の丸山真男論もあわせ収める。
目次
- 1 科学技術と人間はどう折り合うのか(事故の中の人間の顔—運命と偶然性の哲学;遺伝子解読時代;技術文化からの問いかけ)
- 2 「成長の束縛」から逃れる時、人間は…(さまざまなる正義;日本型民主主義の危機;中国が近代化する条件 ほか)
- 3 丸山真男論—近代主義の思想史的問題点(日本との距離感—偶像・丸山真男;日本的心性への批判的主体—東京裁判と丸山真男)
「BOOKデータベース」 より