中世の文藝 : 「道」という理念
著者
書誌事項
中世の文藝 : 「道」という理念
(講談社学術文庫, [1307])
講談社, 1997.12
- タイトル別名
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中世の文芸 : 「道」という理念
- タイトル読み
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チュウセイ ノ ブンゲイ : ミチ ト イウ リネン
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注記
底本: 講談社現代新書『「道」-中世の理念』(日本の古典3, 1975年刊)
年表: p221-231
内容説明・目次
内容説明
幽玄・優艶・有心など、日本的美意識の多くは、変転つねなき動乱のさなかに和歌・能・笛・琴などの「道」に精進を重ねた中世人によって生み出された。風流の極致に我が身を解放することにより、有限の生のなかで永遠を求めんとした「道」の理念を説き、宗紙の連歌と世阿弥の能を楕円の両焦点とした中世文芸の深遠豊饒な世界を明確に論述する。
目次
- 第1章 中世の曙光(中世的理念;中世への前段階)
- 第2章 中世の形成(雅の世界;擬古典主義の世界;俗の参加する世界)
- 第3章 中世の達成(雅の世界の深化;反表現の世界;俗の世界の近世化)
「BOOKデータベース」 より