こころ
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書誌事項
こころ
(新潮文庫, 草10=13)
新潮社, 1982.6
改版
- タイトル読み
-
ココロ
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注記
初版:昭和27年
93刷
注: 三好行雄
[附] 漱石の文学: 江藤淳, 『こころ』について: 三好行雄(1981.2), 年譜
内容説明・目次
内容説明
親友を裏切って恋人を得たが、親友が自殺したために罪悪感に苦しみ、自らも死を選ぶ孤独な明治の知識人の内面を描いた作品。鎌倉の海岸で出会った“先生”という主人公の不思議な魅力にとりつかれた学生の眼から間接的に主人公が描かれる前半と、後半の主人公の告白体との対照が効果的で、“我執”の主題を抑制された透明な文体で展開した後期三部作の終局をなす秀作である。
「BOOKデータベース」 より