書誌事項

ベンヤミン解読

道籏泰三著

白水社, 1997.12

タイトル別名

Ein weg, der sich durch Trümmer hindurchzieht

タイトル読み

ベンヤミン カイドク

注記

引用・主要関連文献: p241-243

内容説明・目次

内容説明

廃墟からの構築としてのアレゴリー。『ドイツ悲劇の根源』から『パサージュ論』までを通して言語哲学、歴史哲学、複製芸術論、商品フェティシズム論など多岐にわたるベンヤミンの思考の核を浮かび上がらせる、刺激的かつ本格的な論考。「いま」と衝撃的にショートさせる、アクチュアルなベンヤミン論。

目次

  • 序にかえて 出発としてのトカトントン
  • 1章 救済の遠近法—コードなき暗号解読
  • 2章 髑髏のにたにた笑い—廃墟からの構築としてのアレゴリー
  • 3章 モザイクと「根源」—「自然史」としての言語と歴史
  • 4章 屑拾いの朝—希望としての「原史」
  • 5章 万華鏡の破砕—永却回帰と「弁証法的イメージ」
  • 6章 亡霊としてのフラヌール—商品アレゴリーの逆転

「BOOKデータベース」 より

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