少し長い文章 : 現代日本の作家と作品論

書誌事項

少し長い文章 : 現代日本の作家と作品論

加藤典洋著

(五柳叢書, 56)

五柳書院, 1997.11

タイトル読み

スコシ ナガイ ブンショウ : ゲンダイ ニホン ノ サッカ ト サクヒンロン

注記

奥付のシリーズ番号が55のものもあり

内容説明・目次

内容説明

秀逸な比喩と想像力。著者は同時代の作家たちとどう向き合っているのか。また、中也や漱石は批評形成に何をもたらしたのか。散文による批評の醍醐味。

目次

  • 中上健次のこと—中上健次『奇蹟』『異族』
  • 国内で亡命作家であること—青野聡『愚者の夜』
  • それってどういう意味なんだい?—高橋源一郎『さようなら、ギャングたち』
  • 細い線—小川洋子『冷めない紅茶』
  • 頁をめくる風—竹田青嗣『〈在日〉という根拠』
  • 佐々木の詩を読んで気づく二、三のこと—佐々木幹郎『続佐々木幹郎詩集』
  • 瀬尾育生について—瀬尾育生の高見順賞受賞の挨拶
  • 沈黙の隣り—杉本博司『海景』他〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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