魔女とキリスト教 : ヨーロッパ学再考

書誌事項

魔女とキリスト教 : ヨーロッパ学再考

上山安敏 [著]

(講談社学術文庫, [1311])

講談社, 1998.1

タイトル読み

マジョ ト キリストキョウ : ヨーロッパガク サイコウ

大学図書館所蔵 件 / 201

注記

参照文献: p389

引用文献: p390-404

内容説明・目次

内容説明

魔女とは何か?魔女の淵源は古代地中海世界の太母神信仰に遡る。それは恐怖と共に畏敬にみちた存在であった。時を経て太母神はゲルマンやケルト等の土着の神々と習合し、キリスト教との相克の過程で「魔女」に仕立て上げられていく。そして中世の異端審問、凄惨な魔女狩り…。民族学、神話学、宗教学、精神分析学等々、広範な学問の成果に立脚し、魔女を通じて探った異色のヨーロッパ精神史。

目次

  • 第1篇 キリスト文明と魔女(ディアナ信仰とキリスト教;ユダヤ教—一神教と自然宗教の間;民間伝承としての魔女信仰 ほか)
  • 第2篇 魔女狩りの構図(異端審問と教会位階制;キリスト教エリート文化と民衆文化;産婆と魔女 ほか)
  • 第3篇 ヨーロッパ思想の中の魔女(ルネサンス魔術と魔女裁判;魔女狩りとプロテスタンティズム;魔女狩りの衰退と神学の変容 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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