遠藤周作--その文学世界
著者
書誌事項
遠藤周作--その文学世界
(国研選書, 3)
国研出版 , 星曇社 (発売), 1997.12
- タイトル別名
-
遠藤周作 : その文学世界
遠藤周作その文学世界
- タイトル読み
-
エンドウ シュウサク--ソノ ブンガク セカイ
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注記
遠藤周作年譜: p365-382
遠藤周作参考文献一覧: p383-419
内容説明・目次
内容説明
遠藤周作は、『黄色い人・白い人』から『沈黙』をへて『深い河』にいたるその文学的営為により、果たして何を表現しようとしたのか。本書は、彼の作品を「想像力によって人間の魂の根元的情況に肉薄した最たるもの」と観てきた人たちの、多彩で総括的な論考である。
目次
- 序章 遠藤周作の文学
- 「アデンまで」『黄色い人・白い人』
- 『青い小さな葡萄』と「月光のドミナ」—「悪」と「神」のはざまで
- 『海と毒薬』—日本人的な感覚の追究
- 「最後の殉教者」「雲仙」
- 『おバカさん』—「自分のキリスト」をめぐって
- 『わたしが・棄てた・女』
- 『留学』—意識と無意識の世界
- 『沈黙』—終わりから始まる小説〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より