アブー・スィネータ村の醜聞 : 裁判文書からみたエジプトの村社会
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書誌事項
アブー・スィネータ村の醜聞 : 裁判文書からみたエジプトの村社会
創文社, 1997.11
- タイトル別名
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アブースィネータ村の醜聞 : 裁判文書からみたエジプトの村社会
- タイトル読み
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アブー・スィネータムラ ノ シュウブン : サイバン ブンショ カラ ミタ エジプト ノ ムラシャカイ
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注記
文献: 巻末p7-15
内容説明・目次
内容説明
著者が偶然手にした150年前の醜聞文書—有力家系間の対立抗争をめぐるこの醜聞は、20世紀末の今日まで、事件当事者の子孫の人間関係に、暗い影を投げ続ける事件であった。書き記された事実と、語られる事実との相違に時に戸惑いながらも、著者はエジプトの村社会の日常性と、その背後に潜むアラブの思考様式の解明に挑む。「私とあなたの関係」という身近なミクロ世界のなかで起こったスキャンダルを通して、近代のエジプトの社会システムを考察する。
目次
- プロローグ なぜこの本が書かれたのか
- 第1部 アブー・スィネータ村
- 第2部 文書「アブー・スィネータ村の醜聞」
- 第3部 伝承「アブー・スィネータ村の醜聞」
- 第4部 「醜聞」にみるアブー・スィネータ村
- 第5部 アブー・スィネータ村の150年
- エピローグ 「醜聞」にみる村社会の「日常性」
「BOOKデータベース」 より