レッド・チャイナ・ブルース : 私の長征1970's〜90's

書誌事項

レッド・チャイナ・ブルース : 私の長征1970's〜90's

ジャン・ウォング著 ; 鈴木博訳

時事通信社, 1998.1

タイトル別名

レッド・チャイナ・ブルース : 私の長征1970's〜90's

レッド・チャイナ・ブルース : 私の長征1970's〜90's

Red China blues : My Long March from Mao to Now

タイトル読み

レッド チャイナ ブルース : ワタクシ ノ チョウセイ 1970 90

内容説明・目次
巻冊次

上 ISBN 9784788797437

内容説明

70年代初頭、フェミニズムからマオイズムへは自然な歩みであった—。中国系三世としてカナダに生まれたジャンは、時代の空気を吸って育ち、理想にあふれるマオイストになった。目指すは先祖の地、そして毛沢東率いる理想郷、中国!文革期初の西側からの留学生として中国に渡ったジャンは、北京大学に入学する。文革後期の混沌としたキャンパスで、“革命的な王女”としての生活が始まった…。

目次

  • プロローグ すばらしき新世界
  • 第1部 愚者の楽園(モントリオールのマオイスト;革命的な観光客;ピョンヤンの下着泥;配給される友人;密告)
  • 第2部 楽園のトラブル(大興農場;毛主席のゲイシャガール;仲人;温室のなかの農民;本当の嘘)
巻冊次

下 ISBN 9784788797444

内容説明

もはや他人を「同志」とよぶ者はだれもいなくなっていた—。8年ぶりの北京に、今度は特派員として降り立ったジャンは、様変わりした中国を実感する。そして時代の流れは、熱狂的なマオイストを懐疑的なジャーナリストに変えていた。カリスマ的な異議申立人たちと接し、流れ弾がかすめる北京飯店のバルコニーから天安門事件を詳報する。ジャンの目の前で、留学生時代に体験した第一次天安門事件が、より悲劇的なかたちで反復されつつあった…。

目次

  • 第3部 失われた楽園(異議申立人と踊る;人民の力;「生命の安全を確保せよ」;密告王朝の終焉;丁子霖教授のリスト ほか)
  • 第4部 楽園は復活するか?(世界労働者連盟;フェラーリの李;中産階級の王国)
  • エピローグ 毛主席万歳

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BA34247653
  • ISBN
    • 4788797437
    • 4788797445
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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