消えた少年たち
著者
書誌事項
消えた少年たち
(Hayakawa novels)
早川書房, 1997.11
- タイトル別名
-
Lost boys
- タイトル読み
-
キエタ ショウネンタチ
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内容説明・目次
内容説明
フレッチャー一家は、インディアナのヴィゴアからノースカロライナのストゥベンへと、新天地を求めて引っ越してきた。フレッチャー家の三人の子供のなかで、長男のスティーヴィはこの引っ越しにいちばんショックを受けていた。もともとひとりで遊ぶのが好きな子供だったが、その孤独癖はだんだんひどくなっていく。やがて、そんなスティーヴィに何人かの友達ができたようだ。だが、彼の話には腑に落ちないところがあった。だれそれと遊んだといって帰ってくるのだが、家の外で見かけるスティーヴィはいつもひとりだったのだ。その繊細さゆえに、学校でも友達ができず、空想の友達をつくったのか?そのころから、フレッチャー一家のまわりでは、奇妙な出来事がつぎつぎにおこりはじめた…。連続少年失踪事件にゆれる南部の小さな町を舞台に、家族の愛とは、親子の絆とは、思いやりの心とはなんなのかなどを読む者に問いかける感動の書。ファンタジイ&サイエンス・フィクション誌1989年10月号にまず短篇の形で掲載され、89年度のローカス賞を受賞。1992年に長篇化された。
「BOOKデータベース」 より