書誌事項

異なる悲劇日本とドイツ

西尾幹二著

(文春文庫)

文芸春秋, 1997.10

タイトル読み

コトナル ヒゲキ ニホン ト ドイツ

大学図書館所蔵 件 / 16

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

本書は、慰安婦問題、教科書問題の議論の出発点ともなり、また巷間流布している「戦後補償はドイツに見習え」という無知に基づく一部報道の過ちを検証し、日本人の戦争責任論の誤謬を鋭く解明している。単行本刊行後の内外のマスコミの戦争責任論の変遷等をカバーした書き下ろし新稿を加えた決定版。

目次

  • 第1章 異なる戦争 異なる悲劇—ドイツの知らなかった日米戦争の背景
  • 第2章 ヴァイツゼッカー前ドイツ大統領謝罪演説の欺瞞—ドイツ人の罪の償いは可能か
  • 第3章 歴史とのつき合い方—英米からみた日本の謝罪問題
  • 第4章 戦略なき「国際貢献」を排す—コール氏のしたたかさに学ぶ
  • 第5章 冷戦後の「戦争と平和」考—軍事ノイローゼ克服の日独の差
  • 第6章 ギュンター・グラスと大江健三郎の錯覚—「文学と政治」を再考する
  • 第7章 学生気質の変貌—広がりすぎた自由の悲劇
  • 第8章 「統一ドイツ」の行方—われわれが初めて出合ったドイツの悪意

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ