香港独立戦争
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香港独立戦争
(C novels)
中央公論社, 1996.12-1997.1
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ホンコン ドクリツ センソウ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784125004495
内容説明
返還後わずか数年で英中協定は反故にされ、度重なる増税に香港住民の不満は爆発した。十万人の反対デモを起こすが、中国軍は電気・ガス・水道全てのライフラインを断絶し、啓徳空港を閉鎖、香港を軍事封鎖する暴挙に出た。都市生活が破綻する中、独立派を自称するグループが九龍半島一の繁華街でホテル群を占拠。人質に取った外国人観光客に死傷者を出す惨事に至る。事態を看過できぬ旧宗主国イギリスは艦隊を派遣、建設中の新空港の滑走路を制圧し物資の補給を計るが、中国軍は機雷を撒いて対抗。イギリスは掃海部隊の派遣を強く日本に迫る。かくして日英の大空輸作戦が始まったが…。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784125004501
内容説明
中国軍による香港島の軍事封鎖は長期化。食糧・水・電気を失った200万市民に対し、日本は人道的見地から救援を決断した。援助物資を満載した20隻余りの民間の貨物船団を護衛するのは、海自の輸送艦“おおすみ”とこれが搭載する対潜ヘリ・シーホーク1機のみ。しかしこれを主権の侵害ととった中国は、航路の随所に新鋭のキロ型潜水艦を潜ませ攻撃を宣言した。その餌食になるわけにはいかないが、過剰に反撃すれば戦争になる—外交上微妙な立場に追い込まれた船団は、世界が注目する中、中国潜水艦が待ち受ける東シナ海最大の難所、バシー海峡にさしかかろうとしていた。
「BOOKデータベース」 より