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ウエンカムイの爪

熊谷達也著

集英社, 1998.1

タイトル読み

ウエンカムイ ノ ツメ

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内容説明・目次

内容説明

夏の北海道。動物写真家を目指す吉本は、巨大なヒグマに遭遇する。絶体絶命の状況に陥ったとき、女が現れ、まるで催眠術をかけるかのように熊を追い払った。女は正体も明かさずその場を立ち去る。一年後。吉本はヒグマの生態調査の取材で道南を訪れる。調査隊責任者はあの謎の女、小山田玲子だった。ある日、調査隊のひとりが金毛の熊「カムイ」に襲われ負傷する。カムイも、そして吉本を襲ったヒグマもかつて玲子が育てた熊だった。銃弾を受け手負いとなったカムイを追ってふたりは再び原野へ。アイヌの言葉では、真の悪神を「ウエンカムイ」という。カムイはウエンカムイになったのか。ヒグマと人間との壮絶な闘いが始まる。金毛の熊「カムイ」を追う男の自立と壮大な自然を活写する力作!第10回小説すばる新人賞受賞作。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA34867283
  • ISBN
    • 4087743195
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    185p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
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