歴史学の方法
著者
書誌事項
歴史学の方法
(講談社学術文庫, [1320])
講談社, 1998.3
- タイトル別名
-
Kritische Studien auf dem Gebiet der kulturwissenschaftlichen Logik
- タイトル読み
-
レキシガク ノ ホウホウ
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注記
「Archiv für Sozialwissenschaft und Sozialpolitik, Bd. 22, S.143-207」に発表した論文の訳出.
内容説明・目次
内容説明
ヴェーバーは十九世紀的科学観を克服すべく社会科学の論理的、認識論的諸問題に取り組み、多くの論文を発表した。理念型の導入を提起した有名な「客観性」論文(『社会科学の方法』)もその一つであり、続いて発表された本編はこれを検証、補完し、同論文と対をなす。古代史の碩学E・マイヤーの著作に厳密な批判的分析をくわえ、歴史的な研究の論理的意味を問うヴェーバーの『歴史的の方法』最新訳。
目次
- 第1章 エードゥアルト・マイヤー説の批判的分析(問題の所在;自由意志と偶然;歴史学の対象)
- 第2章 歴史的な因果考察における客観的可能性と相当因果関係(「客観的可能性」の理論;相当因果関係)
「BOOKデータベース」 より