この国のはじめ
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この国のはじめ
(徳間文庫, . 新釈日本史 ||シンシャク ニホンシ ; 1)
徳間書店, 1995.10
- タイトル読み
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コノ クニ ノ ハジメ
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注記
年表:p239〜244
内容説明・目次
内容説明
「三世紀の日本の様子を知ろうと思ったら『倭人伝』に記された二千余文字を“覗き窓”としてみるしかない。この覗き窓をどう覗くか、どう解釈するかによって邪馬台国が四角にもなれば六角にもみえる」(本文より)。諸説紛々たる邪馬台国論にはじまり、神武東征説、騎馬民族征服王朝説、ヤマトタケル伝説、神功皇后伝承など、長年にわたって古代史の謎に挑み続けてきた著者が古代統一国家形成までを語る。
目次
- 第1章 実在した卑弥呼と「邪馬台国」—吉野ヶ里に出現した弥生時代の一断面
- 第2章 創られた神武天皇—『記・紀』が記す疑惑の「神武東征」
- 第3章 三輪王朝と「騎馬民族征服王朝説」—騎馬民族の“大挙襲来”はなかった?
- 第4章 創作された「ヤマトタケル伝説」—景行天皇時代の不審記事をリストアップ
- 第5章 神功皇功の偽装出産と航海—三韓征討と応神天皇誕生の真相
- 第6章 倭の五王と「河内王朝」—広開土王碑と七支刀が語る朝鮮半島の動乱
「BOOKデータベース」 より