イクタコウサク
著者
書誌事項
イクタコウサク
エス・エス・アイ・スマートセット , 騎虎書房 (発売), 1997.12
- タイトル別名
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Kousaku Ikuta
- タイトル読み
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イクタ コウサク
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内容説明・目次
内容説明
徒党と談合に背を向け、剣呑なまでの孤独に身を置き、ルサンチマンに満ちた評論と、セリーヌ、バタイユ、ジュネ、マンディアルグ等、彫心鏤骨の名訳を武器に、戦後大衆社会に終始挑発的姿勢を貫き通した戦闘的論客、生田耕作の言霊の行方は?十数人の書き下ろしによってその行方を探る憂国のアンソロジー。
目次
- フェルディナンとセリーヌ
- 卑怯者となるために—個人的な断章
- 滅びゆくものへの感性
- レクイエム
- ヘルミオネの自殺、とは何か—バタイユの詩と詩論をめぐって
- 虹の掛け橋
- 生田氏の「果て」について
- 生田耕作先生のこと—思い出すままに
- 黒谷から永観堂へ
- ロバンソンを追っかけて。あるいは壁なしの箱
- 「サヨウナラ」
- 「なしくずしの死」への覚書と断片—破壊者の自縛と無産者の栄光
「BOOKデータベース」 より