書誌事項

ラーマーヤナの宇宙 : 伝承と民族造形

金子量重, 坂田貞二, 鈴木正崇編

(慶應義塾大学地域研究センター叢書)

春秋社, 1998.1

タイトル別名

Cosmos of Ramayana : tradition and ethno-forms

タイトル読み

ラーマーヤナ ノ ウチュウ : デンショウ ト ミンゾク ゾウケイ

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注記

ラーマーヤナに関する参考文献: p245-251

内容説明・目次

内容説明

マハーバーラタと並び称されるインド二大叙事詩のひとつラーマーヤナは、3世紀頃に現在伝わる形になったのちも、歴史・地域・民族ごとに変容しつつ、時を越え海を越えて、アジア各国の文学、演劇、建築に、ラーマーヤナ文化圏ともいうべき巨大なひろがりを形成した。本書は、綿密な研究にもとづき、貴重な図版・写真を多数用いながら、ラーマーヤナのインド本国における展開と、アジア各国へ伝播し変容する過程、そして、そこから生まれた文化と芸術の姿を一望する。

目次

  • 第1部 インドでの展開(インドのラーマーヤナ—一六世紀北インドのトゥルシーダースによる翻案を中心に;ラーマーヤナとヒンドゥー教—ラーマ神格化の背景を探る;ラーマーヤナと南インド)
  • 第2部 伝播と変容(タイのラーマーヤナに見る伝承と民族造形—影絵芝居を中心として;ラーマーヤナ演劇の身体伝承—アジアにみるラーマーヤナ劇;インドネシアにおけるラーマ物語の受容と伝承—物語と表現の変遷 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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