プーンの冒険
著者
書誌事項
プーンの冒険
(心の児童文学館シリーズ)
ぬぷん児童図書出版, 1986.12
- タイトル読み
-
プーン ノ ボウケン
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内容説明・目次
内容説明
プーンは、生まれつき耳が悪く、補聴器をつけています。プーンのことというと、家族は、はらはらし通しで、くたびれはてています。なにしろ、プーンは、とってもわがままなのです。学校の休み中、プーンをひとりで田舎へとまりにいかせることにしました。そこには、プーンと同じように、お父さんのいない、ディックとバニーの兄弟が、プーンがきたら、いじわるをしてやろうと待ちかまえています。でも、乱視のディックも、へまばかりしているバニーも、とっても愉快な子たちでした。牛どろぼう事件にまきこまれたり、貴重な石器を発見したり、プーンはいろいろな冒険をします。二人の男の子との暮し、ニワトリやウシ、特に、犬のヘンリーとのふれあいは、わがままなプーンを思いやりのある子に変えていきます。体の不自由な人が、求めているものはなにか、私達は、どうしてあげたらいいのか、この愉快な物語は教えてくれます。
「BOOKデータベース」 より