空間から場所へ : 地理学的想像力の探求
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書誌事項
空間から場所へ : 地理学的想像力の探求
古今書院, 1998.4
- タイトル読み
-
クウカン カラ バショ エ : チリガクテキ ソウゾウリョク ノ タンキュウ
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注記
編者: 荒山正彦, 大城直樹
その他の著者: 大城直樹, 遠城明雄, 渋谷鎮明, 中島弘二, 丹羽弘一
内容: まえがき(荒山正彦), 序章, Part1: モダニティの空間(イントロダクション(中島弘二), 第1章「明治期における気象観測ネットワークの形成」-第4章「都市計画の実験場としての植民地」, コラム「空間と風景のあいだ」), Part2: 風景とイデオロギー(イントロダクション(荒山正彦), 第5章「戦後日本の緑化推進運動と「みどり」の風景」-第8章「ナショナリズムと「民俗」の風景」, コラム「風景と場所のあいだ」), Part3: 場所の政治学(ポリティクス)(イントロダクション(遠城明雄), 第9章「路上からの地理学」-第11章「都心地区の衰退と「まちづくり」活動をめぐって」, コラム「場所のあいだで」), あとがき(荒山正彦), 執筆者紹介
参考文献: 各章末
収録内容
- 序章 / 遠城明雄, 大城直樹 [執筆]
- 明治期における気象観測ネットワークの形成 : 国土空間をつくりあげる技法 / 荒山正彦 [執筆]
- 林野における近代空間の生産 : 入会林野の政治経済学 / 中島弘二 [執筆]
- 近代的都市空間の形成と「社会的規律」 : 一八九〇~一九二〇年代の福岡県門司港を事例として / 遠城明雄 [執筆]
- 都市計画の実験場としての植民地 : 朝鮮半島鎮海・扶余の事例 / 渋谷鎮明 [執筆]
- 空間と風景のあいだ : 支配-監視の空間、排除の風景 : 「住むこと」から「居住地」へ / 丹羽弘一 [執筆]
- 戦後日本の緑化推進運動と「みどり」の風景 / 中島弘二 [執筆]
- 植民地時代朝鮮の地理思想の転換 : 山の認識を中心として / 渋谷鎮明 [執筆]
- 自然の風景地へのまなざし : 国立公園の理念と候補地 / 荒山正彦 [執筆]
- ナショナリズムと「民俗」の風景 : 八重山の御嶽のエピソード / 大城直樹 [執筆]
- 風景と場所のあいだ : ジェンダーの風景、地、そして第三の場所 / 丹羽弘一 [執筆]
- 路上からの地理学 : 大阪ミナミからニシナリ釜ヶ崎へ / 丹羽弘一 [執筆]
- 現代沖縄の地域表象と言説状況 / 大城直樹 [執筆]
- 都心地区の衰退と「まちづくり」活動をめぐって / 遠城明雄 [執筆]
- 場所のあいだで : 「場所」をめぐる意味と力 / 遠城明雄 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
本書では、空間・風景・場所という概念が、それぞれ独立した三つのパートとして構成されており、各パートでは、三章〜四章の具体的な議論が展開されている。
目次
- 1 モダニティの空間(明治期における気象観測ネットワークの形成—国土空間をつくりあげる技法;林野における近代空間の生産—入会林野の政治経済学 ほか)
- 2 風景とイデオロギー(戦後日本の緑化推進運動と「みどり」の風景;植民地時代朝鮮の地理思想の転換—山の認識を中心として ほか)
- 3 場所の政治学〔ポリティクス〕(路上からの地理学—大阪ミナミからニシナリ釜ヶ崎へ;現代沖縄の地域表象と言説状況 ほか)
「BOOKデータベース」 より