江戸の春・異邦人満開 : エトランジェ・エロティック
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江戸の春・異邦人満開 : エトランジェ・エロティック
(定本・浮世絵春画名品集成 / 林美一, リチャード・レイン共同監修, 別巻)
河出書房新社, 1998.2
- タイトル読み
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エド ノ ハル イホウジン マンカイ
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注記
共同監修:林美一 , リチャード・レイン
監修:林美一
内容説明・目次
内容説明
南蛮人、紅毛人、唐人を筆頭に、陸続と日本の歴史にわけ入ってきた世界万国の異邦人たち。はては久米仙人、河童、天狗、猩々などを異界、架空の住人までが妖しく、あでやかな姿態をさらしてくれる、前代未聞、驚天動地の艶色・異邦人曼陀羅、ついに完成!名うての絵師たちの自在な想像力によって描かれた異邦人百態を通して、江戸人の意識構造、江戸文化の国際性までしのばせてくれる、画期的なヴィジュアル版・江戸学入門。内外に埋もれた稀覯資料、著者自身による多くの新発見、世界初公開の図版など、総収録図版300点!日本に住みついて40余年、北斎を生んだ日本を愛し、知己の研究者たちのあいだでは、“最後の江戸人”と尊称される著者が、自由奔放、縦横無尽に書き尽くした春爛漫の艶色・江戸異邦人百景。近代化、西欧化の流れのなかで、急速に喪なわれていく日本人の美意識、伝統的な生活文化を、日本人の誰よりも深いところで理解し、愛惜する著者が、あふれる熱気で書き下ろした快心の江戸文化論。
目次
- 第1章 春のおとずれ(ザビエルから「南蛮屏風」の時代;「出島」から「蘭学」の時代;黒船から「横浜絵」の時代)
- 第2章 春、本番、いまが盛りと…(春画に描かれた中国人たち;天竺から空想の国々へ;地の上、海の中、そして空のかなた ほか)
- 追章 逆らいがたいほどリアル
「BOOKデータベース」 より