海贄考
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海贄考
(徳間文庫)
徳間書店, 1986.5
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ウミニエコウ
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海贄考
1986
Limited -
海贄考
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Contents of Works
- 海贄考
- 悪い鏡
- 浮寝の骨
- 硝子のライオン
- 幻鯨
- 月下殺生
- 外道狩り
- 火薮記
Description and Table of Contents
Description
13年の結婚生活の後、愛のなくなった妻とわたしの人生は終っていた。死出の旅の途中で行きあった名も知らぬ土地、鐘ケ関。日暮れの海に身を投じた二人だが、わたしだけが漁船に救われてしまった。鐘ケ関では溺死者をエビス様と崇め、これを拾うと漁にありつけるという。わたしも「エビっさん」と呼ばれ、村に住みつくのだが……。民間伝承に材をとった表題作のほか、生と死の幻想が交錯する傑作短篇七篇を収録。
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