スロート
著者
書誌事項
スロート
扶桑社, 1996.3
- 上
- 下
- タイトル別名
-
The throat.
- タイトル読み
-
スロート
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784594019402
内容説明
私の名はティム・アンダーヒル、職業は作家だ。ピーター・ストラウブという男と共作で『ココ』と『ミステリー』という二つの長編を書き上げ、いまは次回作の構想を練っている。そんなある日、私は故郷ミルヘヴンで恐ろしい事件が起きたことを知った。幼なじみで、ヴェトナムでも戦友だったジョン・ランサムの妻エイプリルが何者かに襲われ、瀕死の重傷を負ったのだ。しかもその手口は、四十年前に私の姉エイプリルを殺した連続殺人者「ブルー・ローズ」と瓜二つだった。ブルー・ローズは生きているのか。それとも、別の猟奇殺人者が、ブルー・ローズ事件を再現しようとしているだけなのか。私は、『ミステリー』のモデルにした友人の探偵トム・パスモアとともに調査に乗り出す。だが、その私たちを待っていたのは、さらに驚くべき事実だった。—『ココ』の登場人物ティム・アンダーヒルと、『ミステリー』の主人公トム・パスモアが、四十年の歳月を経て甦った連続殺人者「ブルー・ローズ」を追う。巨匠ピーター・ストラウブが満を持して放つ、現実と虚構が幾重にも交錯する超サイコ・スリラー。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784594019419
内容説明
謎の連続殺人者「ブルー・ローズ」は、かつて私が『ココ』で描いたヴェトナムでの不可解な出来事にも関係しているらしい。そのことを知ったトム・パスモアと私は、1950年のミルヘヴンと60年代のヴェトナム、そして現在のミルヘヴンをつなぐ隠された糸を探り、ある思いがけない事実に辿りつく。ブルー・ローズは、私とジョン・ランサムがヴェトナム時代に「フランクリン・バチェラー少佐」という名で知っていた人物であり、そして現在は、ミルヘヴン警察の関係者に姿を変えているらしいのだ。私はさらに調査を続け、ついにブルー・ローズをあと一歩のところまで追いつめる。だが、そのとき突然、私の脳裏に、これまで心の奥底に封じ込めてきた、少年時代の忌まわしい記憶が甦ってきた…壮大な構想と緻密な筆致で、人間の精神に潜む暗黒と狂気、そして傷つけられた魂の救済と再生を鮮烈に描き切り、比類ない感動を呼ぶピーター・ストラウブの到達点。
「BOOKデータベース」 より