いじめと妬み : 戦後民主主義の落とし子
著者
書誌事項
いじめと妬み : 戦後民主主義の落とし子
(PHP文庫)
PHP研究所, 1997.10
- タイトル別名
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いじめと妬(ねた)み
- タイトル読み
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イジメ ト ネタミ : センゴ ミンシュ シュギ ノ オトシゴ
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内容説明・目次
内容説明
一人の少年が、いじめを苦にして自殺した。遺書には、「いじめた子どもを責めないで欲しい、すべては自分が悪いからこうなった」と記されていた。「すべては自分が悪い」と書き遺された言葉には、戦後日本の歪みが見え隠れする。なぜ「自尊心のために戦う尊さ」をも失ってしまったのか。口先の平和主義、そして悪平等主義に覆われた教育界にメスを入れ、日本人の精神構造に鋭く迫った対論集。
目次
- 第1部 「戦後の日本」と「いじめの構造」(「平和」と「平等」と「いじめ」;「権威の喪失」と「隠された妬み」;いじめを克服するために何が必要か)
- 第2部 「妬み」と「戦う精神」(妬みと聖書;戦う精神と戦後の日本;神戸少年殺人事件に思う)
「BOOKデータベース」 より