男の魅力・人間の値打ち : 『三国志』でわかる勝者と敗者 : 男がいい男であるために、何が大切か。人間としての価値は、何で決まるか。

書誌事項

男の魅力・人間の値打ち : 『三国志』でわかる勝者と敗者 : 男がいい男であるために、何が大切か。人間としての価値は、何で決まるか。

河野守宏著

大和出版, 1992.3

タイトル読み

オトコ ノ ミリョク・ニンゲン ノ ネウチ : サイゴクシ デ ワカル ショウシャ ト ハイシャ : オトコ ガ イイオトコ デ アル タメニ ナニ ガ ヒツヨウ カ ニンゲン トシテノ カチ ワ ナニ デ キマル カ

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注記

『三国志』関連年表: p184〜185

内容説明・目次

内容説明

三国時代—個性豊かな英傑、武勇すぐれた豪傑、知謀に長じた軍師…、それぞれに覇権を求め、入り乱れて争った時代である。大立物・曹操(魏王)、劉備(蜀王)、孫権(呉王)ヘと次第に収らんされていくが、その間に登場する男たちは、各人が明確な目的・目標をもち、その達成に命を賭した。キラ星の如き天才が登場する一方、才あって力足らず、力のみで知足らず、また謀略におぼれ、計略にはまって、無念の涙とともに敗れ去った者も数多い。その勝者と敗者の岐路はどこか—。『三国志』19人の男の生きざまを通して、「男としての魅力」「人間としての価値」を検証する—。

目次

  • 『三国志』は人間学の宝庫である
  • 序 乱世を生きた男たちの興亡—『三国志』についての基礎知識
  • 1 挫折したら、もっと大きな目標に挑め—漢王朝をゆるがした男・張角
  • 2 チャンスをつくれ、チャンスをつかめ—栄耀栄華をきわめた男。董卓
  • 3 人を見る眼・天下を取る頭脳—『三国志』きっての知謀・人望の男曹操(魏王)
  • 4 信念・見識がない生き方の悲劇—虎狼と恐れられた男・呂布
  • 5 ツキがなければ、“時”を待て—孔明との出会いで運をつかんだ男・劉備(蜀王)
  • 6 “ここ一番”を切り拓く度量—絶体絶命のピンチを逆転する知略の男・賈〓
  • 7 才気の裏にひそむ傲岸さの哀れ—自制なき放言で破滅を招いた男・禰衡
  • 8 実力なくして虚名を求める暴挙—勝手に皇帝即位を宣言した男・袁術
  • 9 人を読む眼・相手を選ぶ眼—暗愚の主君に仕えた二人の男・沮授と田豊
  • 10 自分の得意を最大に発揮せよ—80万の軍(曹操)を3万の兵で破った男・周瑜
  • 11 彼によって我を活かし、我の力で彼を活かす—“三顧の礼”で迎えられた男・諸葛亮(孔明)
  • 12 “信じる”ことで部下の才能をひき出す—人を育て、見事に使った男・孫権(呉王)
  • 13 人を頼っていては危機を乗れ切れない—“お人好し”で国を滅ぼした男・劉璋
  • 14 人の心をつかむ切り札は何か—厚い“情義”に結ばれた二人の男・関羽と劉備
  • 15 緩急自在、臨機応変、駆け引きの妙—政略・軍略を縦横に操った男・司馬懿(仲達)
  • 16 “バカ”を承知で明るく生きる—無能な人間の代名詞となった男・劉禅
  • 17 功名を狙い、才気走りする危険—一つのミスが致命傷となった二人の男・馬謖と諸葛恪

「BOOKデータベース」 より

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