雨を待ちながら
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書誌事項
雨を待ちながら
新潮社, 1988.6
- タイトル読み
-
アメ オ マチナガラ
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内容説明・目次
内容説明
街頭テレビのあった町、狭い路地で夢中になったカン蹴り遊び、高校をサボって見た映画、女優になろうと決めた日、夫との出会い、そして言葉を覚え始めた娘と交す不思議な会話。雨模様の空を見上げているとそんな思い出が走馬燈のように浮かんでは消える…。女優、作家、主婦、母親、さまざまな顔を少女の感性でこなしてゆく著者が、初めて素顔を語る自伝的エッセイ。
目次
- 1 時の過ぎゆくままに(時の過ぎゆくままに;給食の思い出;通信簿の思い出;落ちこぼれ ほか)
- 2 ポケットの中のおこづかい(わたし、女優になるの;“酒豪”のいい分、台詞を覚える;イルカに追いかけられた連絡船の旅;タカハシ・ヨウコ ほか)
- 3 雨を待ちながら(夜に饒舌;吾輩はフーである;春のコタツ;青い絵;雨の動物園の光景と重なって ほか)
- 4 てまりと夜ふかし(妊娠のお告げ;まっ白な笑い;てまりと夜ふかし;女と小さな女の子 ほか)
- 5 豆腐の自殺(料理は愉し;ファーストフードの味;カレーライスの効き目;お粥を食べる会;同じくせ ほか)
「BOOKデータベース」 より