マンガ狂につける薬
著者
書誌事項
マンガ狂につける薬
(ダ・ヴィンチブックス)
リクルートダ・ヴィンチ編集部 , メディアファクトリー (発売), 1998.3-
- [正]
- [続]
- 下学上達篇
- 二天一流篇
- タイトル別名
-
マンガ狂につける薬21
- タイトル読み
-
マンガキョウ ニ ツケル クスリ
大学図書館所蔵 件 / 全64件
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019/KU59-2/110139815,
[続]019/KU59-2/210180849, 下学上達篇019/KU59-2/310222292, 二天一流篇019/KU59-2/410257297 -
[正]726.1||Ku 59||100122396,
[続]726.1||Ku 59||200166969, 下学上達篇726.1||Ku 59||300175501, 二天一流篇726.101||Ku 5900186780 OPAC
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注記
[続]の書名: マンガ狂につける薬21
下学上達篇以降の発行: メディアファクトリー
下学上達篇: 雑誌「ダ・ヴィンチ」 (2002年4月号-2006年5月号まで) の連載分に加筆・訂正したもの
二天一流篇: 雑誌「ダ・ヴィンチ」 (2006年6月号-2010年9月号まで) の連載分に加筆・訂正したもの
内容説明・目次
- 巻冊次
-
[続] ISBN 9784840105439
内容説明
マンガを料理して思想の皿に。滋養満点、全五十章。
目次
- 差別の中にある人間の陰翳
- 業としての自我
- 弱者が攻撃する
- 職人の美、職人の技
- 幼稚という特権の出現
- くだらなさの面白さ
- 父性を見つけにくい時代に
- 脆い人間の哀切
- 変わった職業のまっとうな人たち
- 追いつめられた人間の心理〔ほか〕
- 巻冊次
-
下学上達篇 ISBN 9784840118613
内容説明
“下学上達”とは論語から生まれた「身近なものから学び、次第に深遠な学問にたどりつくこと」を意味する言葉。稀代の論語狂、呉智英の手により、マンガが人生の深遠への入り口に変わる。
目次
- 筋を通し、主義に殉ずる
- 洗練された想像力を持った二人
- 衰退する文学状況を打破
- 血湧き肉踊る面白さ
- 虫の小世界に意味を見出す
- 文学論争を読んで文学観を問いなおす
- 内面の描写は不可欠なのか
- 人格の統一性を裏切る局部
- 釣りの悲しみ
- 世紀末の挿絵と現代の浮世絵師
- 人間の本性に測鉛を垂らす
- 「恋愛強迫症」の流行
- 女の子本来のやさしさとは…
- 二十世紀の過激さを超えて
- 女の真実
- 不気味さと異国趣味
- 起源への夢
- 「劇画」に関わった弟と兄
- 代用品を超えたポルノ
- 戦後史の逆説、梶原一騎
- 単純であるが故に力強く
- 幸福なる不幸な時代の傑作
- 新しい技術は時代を変えたか
- あの頃が見えてくる
- 子供たちの日常を切り取る視点
- 思弁的な面白さ
- 頽廃文化としての探偵小説
- 人造女性の悲哀と滑稽
- 「慰霊」の宗教的根拠
- マンガ史の黄金伝説
- 皮肉と逆説の名銃
- 職人的な持続力
- 表現の自由の異端として
- 被爆の二つの遺書
- コドモのセックス
- 反法治思想の危険な魅力
- 子である不幸、親である不幸
- 非現実の恋
- 失踪漂泊への憧れ
- 三百年前のキャバ嬢のテク
- 図式に収斂できぬ悲劇
- 見えているように世界を見た
- 壮絶の美を描く戦記
- マンガでは表現できない小説
- 肉体の闘争、権力の闘争
- 性の錯綜
- 爛熟した文明に出現した「下流」
- 現代のちょっと手前
- 愚かなる青春と倫理
- 青春を遠い昔として
- 巻冊次
-
二天一流篇 ISBN 9784840135962
内容説明
『デトロイト・メタル・シティ』と『ドグラ・マグラ』をあわせて読めば社会が引きこした矛盾が浮び上がり、『やる気まんまん』と『好色一代男』から艶話という大衆娯楽の形が見えてくる。雑誌『ダ・ヴィンチ』の長寿連載『マンガ狂につける薬』の単行本、第四弾。評論家・呉智英がつなぐ、マンガと活字の懸け橋。
目次
- 日本人の心に滲みる無常観—『無頼侍』鈴木マサカズ・『大菩薩峠』中里介山
- 中学生の切実な好奇心—『昭和の中坊 さくらんぼフレンズ』末田雄一郎/原作、吉本浩二/作画・『性の用語集』井上章一&関西性欲研究会
- プロ魂の権化、娯楽の王道—『愛蔵版女帝』倉科遼/原作、和気一作/劇画・『ああ玉杯に花うけて』佐藤紅緑
- 濃くて熱い最凶の物語—『真説ザ・ワールド・イズ・マイン』新井英樹・『排蘆小船・石上私淑言』本居宣長/著、子安宣邦/校注
- 体験してわかる獄中の不条理—『獄窓記』『累犯障害者』山本譲司・『刑務所の中』花輪和一
- 動物を殺す根本的罪悪—『世界屠畜紀行』内澤旬子・『2匹は訴える』旭丘光志
- 怨念と善意が生んだ偽書—『偽書「東日流外三郡誌」事件』斉藤光政・『石神伝説』とり・みき
- 虚栄の市の記録と論理—『気まぐれコンセプトクロニクル』ホイチョイ・プロダクションズ・『恋愛と贅沢と資本主義』ヴェルナー・ゾンバルト/著、金森誠也/訳
- 時代の不安と不条理な変身—『ライフ・イズ・デッド』古泉智浩・『変身』カフカ/著、高橋義孝/訳
- 実作家のマンガ論、小説論—『サルまん サルでも描けるまんが教室21世紀愛蔵版』相原コージ、竹熊健太郎・『小説とは何か』三島由紀夫〔ほか〕
- 巻冊次
-
[正] ISBN 9784889915471
目次
- 常識的ジャーナリズム論への懐疑
- 農民運動の理解のしかた
- ヒューマニズムの向こうに
- 歴史的事実と良識
- 生命の不思議を前にして
- 市民とヤクザと国家権力
- やさしさを超えるために
- 性の常識への挑戦者たち
- 富の不平等、性の不平等
- 良き老人はどこにいる〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より