ガレノス自然生命力
著者
書誌事項
ガレノス自然生命力
平河出版社, 1998.5
- タイトル別名
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Galenus
自然生命力
- タイトル読み
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ガレノス シゼン セイメイリョク
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注記
ガレノスの『自然の諸力(自然生命力)について』の全訳: p195-318
主要参考文献: p501-505
内容説明・目次
内容説明
霊魂による肉体の統御が、宇宙の整合性とのアナロジーとして想定されていた2世紀のギリシア・ローマにあってガレノスは、霊魂の諸能力から、生命現象を発現させる生命力を、自然力と呼んだ。解剖と生理実験と臨床観察を通して、身体各部に内在する自然力が、健康と病気に直接関係あるとする、現代の医学思想にも通じる、実証精神と思索に充ちたガレノスの医学思想の本質を探る。『ガレノス・霊魂の解剖学』の姉妹編。初めて古代インド医学思想との関係を論じる。
目次
- 序説 生命力の思想
- 第1部 最良の医者(学問の花開いたアレクサンドリアとペルガモン;ハドリアヌス治世下のローマ;ペルガモンのサテュルスの下で医学修行;アレクサンドリアで諸学派を学ぶ;父ニコンの薫陶 ほか)
- 第2部 自然生命力(「全訳」自然の諸力(自然生命力)について;ガレノスの『自然生命力について』;ソフィストの前で;論敵の系譜;『自然生命力について』の構成 ほか)
「BOOKデータベース」 より