太平記
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太平記
(同時代ライブラリー, 346 . 古典を読む||コテン オ ヨム)
岩波書店, 1998.6
- タイトル読み
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タイヘイキ
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注記
1984年6月岩波書店より刊行
内容説明・目次
内容説明
太平記ほど、世に不可思議なる書籍はあるまじきなり。…将来においても亦不可思議の功力あるは知るべきのみ—半世紀をこえる南北朝の乱世、権力者から名もない庶民まで2000名の登場人物の運命を、情趣的な日本の美文学とは異質の、雄大な構想をもって描きだした批判的かつ思想的な軍記文学「太平記」全体を読みとく。
目次
- 『太平記』の「五不思議」
- 『太平記』の構想—南北朝内乱の全体像
- 後醍醐天皇—「公家一統」の政治
- 大塔宮護良親王—「武家よりも君のうらめしくわたらせ給ふ」
- 楠正成—「悪党」の戦術・戦略
- 新田義貞—藤嶋城の戦い
- 足利尊氏—「猶々とくとんせいしたく候」
- 佐々木道誉—「婆娑羅」の世界
- 高師直—乱世の梟雄
- 『太平記』の思想
- 怨霊の跳梁
- 「溢レ者」の世界
- 落書の時代
- 『太平記』の成立と作者
- 『太平記』の終焉
「BOOKデータベース」 より