器質力動論
著者
書誌事項
器質力動論
(幻覚 / アンリ・エー著, 4-5)
金剛出版, 1998.6-2017.3
- 1
- 2
- タイトル別名
-
Traité des hallucinations
器質・力動論
- タイトル読み
-
キシツ リキドウロン
大学図書館所蔵 件 / 全72件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
2のタイトル: 器質・力動論
その他の訳者: 阿部惠一郎, 中谷陽二, 吉沢順
2の訳者: 影山任佐, 阿部隆明
監訳: 宮本忠雄, 小見山実
内容説明・目次
- 巻冊次
-
1 ISBN 9784772405768
内容説明
本書は、H・エイの大作“Trait´e des hallucinations”の中でも中心をなす部分であり、エイの精神医学の体系が完成された形で表現されている。エイは、ジャクソンの思想を精神医学に適用し、神経と精神の層理論を説く。そして、フロイト、ブロイラー、ジャネら多くの先人の研究、同時代の膨大な文献を昇華し、独自の理論体系を構築した。本巻においてその幻覚モデルが理論的に詳細に展開され、「心的身体の構造と組織化」と表現される器質力動論の全貌がここに明らかになる。病理現象として、精神医学における重要なテーマである「幻覚」を解明するための最重要文献といえよう。
目次
- 抗幻覚的心的組織化の構築的モデル
- 幻覚現象のアノミー構造—幻覚の性質と定義
- 幻覚の自然な分類
- 巻冊次
-
2 ISBN 9784772415323
内容説明
エー最大の業績である「器質・力動論(L’organo‐dynamisme)」という壮大な精神医学理論大系の全貌が前巻に続いて展開されている。後半部には監訳者影山による精密な解題「エーを読む 蘇るアンリ・エー」(500枚にわたる、難解であるエー理論を読み解くための、良質で明快な入門編)を付与した。
目次
- 幻覚現象の陰性的条件—幻覚因的過程(幻覚性障害の陰性面に関する「ジャクソン」のモデル;幻覚を原基的陰性障害の陽性効果であるとする器質・力動論の歴史;意識存在ないし精神・感覚的道具の組織解体が幻覚を生み出す;デリール性(精神病性)幻覚群の発生過程;知覚野の解体、幻覚症性エイドリー群の必要不可欠な条件;幻覚群に関する器質・力動論の一般的意義)
- 幻覚群の治療
「BOOKデータベース」 より