鯉四郎事件帖 : 浪人釣り師 : 傑作時代小説
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書誌事項
鯉四郎事件帖 : 浪人釣り師 : 傑作時代小説
(ノン・ポシェット)
祥伝社, 1988.6
- タイトル読み
-
コイシロウ ジケンチョウ : ロウニン ツリシ : ケッサク ジダイ ショウセツ
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注記
『浪人釣り師』(広済堂出版昭和57年刊)の改題
内容説明・目次
内容説明
ふいに大きな水音がした。鯉四郎は思わず腰を浮かせた。竿を放り出し、枯れ葦をかきわけて、そのほうへ走る。水際には、赤い鼻緒の黒塗りの下駄がきちんと揃えて脱いであった…。浅草花川戸の十軒長屋に住む天然無心流の剣の達人・船田鯉四郎は、町道場の代稽古や傘張りのない日は必ず、釣りに出かける浪人釣り師。が、なぜか行く先々で難事件に遭遇する…。冴えわたる鯉四郎の剣と推理!釣り歴40年の著者が、釣りの蘊蓄を巧みに配して描く異色の時代小説。
目次
- 大鯉と仇討
- フナと水茶屋の女
- タナゴと辰巳芸者
- ヤマメのような娘
- ハゼと神隠し
- イワナと女と死と
- 寒バヤ釣りと消えた女
「BOOKデータベース」 より