もの思う葦
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書誌事項
もの思う葦
(角川文庫, 10717)
角川書店, 1998.6
改訂版
- タイトル読み
-
モノ オモウ アシ
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注記
「もの思ふ葦・如是我聞」 (昭和32年11月刊) の改題改訂
解説: 柳美里
年譜 (小野才八郎編): p196-205
内容説明・目次
内容説明
大学落第から入社試験の失敗、鎌倉山での自殺未遂、腹膜炎とパビナール中毒の悪化、芥川賞落選…。生活、文学の壮絶な葛藤のなか、二十六歳で身を刻むように書き著した表題作「もの思う葦」のほか、文壇の老大家、志賀直哉に命を賭して異議を唱えた「如是我聞」まで、自己を凝視し、文学論から人生論、日本人論にまで広がる、類まれなエッセイ、アフォリズム集。
目次
- もの思う葦
- 碧眼托鉢
- 悶悶日記
- 思案の敗北
- 「晩年」に就いて
- 一日の労苦
- 答案落第
- 春昼
- 鬱屈禍
- 知らない人〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より