虎の潜む嶺
著者
書誌事項
虎の潜む嶺
(Hayakawa novels)
早川書房, 1998.7
- タイトル別名
-
Year of the tiger
- タイトル読み
-
トラ ノ ヒソム ミネ
大学図書館所蔵 件 / 全4件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
英国情報部のチーフを長年勤め上げたシャヴァスは、引退を目前に控えたある夜、チベット人僧の訪問を受ける。若き僧はシャヴァスに、30年以上も昔のある極秘作戦の詳細を問いただした。シャヴァスは問われるままに、若き日の冒険を回顧しはじめる…。1959年、中国共産主義政権の支配下にあるチベットに潜入した情報部員シャヴァスは、亡命を希望する宗教指導者ダライ・ラマを伴い、決死の脱出を敢行した。一行は、中共軍の執拗な追撃を振り切り、ヒマラヤの峻厳な山嶺を越え、見事にインドへと脱出に成功する。それから三年後、ふたたびシャヴァスはチベットへ向かった。今度は、奥地の町に住む老科学者ホフナー博士を脱出させるためだ。おりから加熱している米ソの宇宙開発競争にとって、彼の画期的な理論が非常に重要なものになったのだ。準備を整えたシャヴァスは、腕利きのパイロットを雇い、危険なヒマラヤの峠に小型飛行機で挑む。だがその行く手には、切れ者で知られる中共軍司令官が、そしてヒマラヤの過酷な自然が、牙を研いで待ち構えていた…。冒険小説の王者が秘境チベットを舞台に描く、ノンストップ・アドヴェンチャー巨篇。
「BOOKデータベース」 より