アーラヤ的世界とその神 : 仏教思想像の転回

書誌事項

アーラヤ的世界とその神 : 仏教思想像の転回

津田眞一著

大蔵出版, 1998.7

タイトル読み

アーラヤテキ セカイ ト ソノ カミ : ブッキョウ シソウゾウ ノ テンカイ

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内容説明・目次

内容説明

空の仏教学からプルシャの仏教学へ。「空が仏教、有は外道」なのではない。有が空なのである…。近代主義の虚妄を排して仏教本来の有の世界観を再建し、進んで世界の有をその「身体性と生命」とする仏教の隠れたる神、そしてわれわれ現代人の人間すべてに開かれた「開放系の神」としてのプルシャの思想を提示する。現代仏教学のターニングポイントを画する待望の書。

目次

  • 1 釈迦の仏教学からプルシャの仏教学へ—山折哲雄(国際日本文化センター)教授との対談より
  • 2 縁起説のさらなる根拠について—法(dharma)の構造とその思想的意味
  • 3 『般若経』から『華厳経』へ—大乗仏教の世界観とその思想的制約
  • 4 無明とは何か—奈良康明博士『仏教討論集・ブッダから道元へ』より
  • 5 「開放系の思想」と「大地」の意義—日本密教学会第二十三回学術大会記念シンポジウム「密教と自然」より
  • 6 dh ̄atuの本質と構造—有の仏教学から神の仏教学へ

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA36962026
  • ISBN
    • 4804305394
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    418p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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