世界資本主義システムの歴史理論
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世界資本主義システムの歴史理論
世界書院, 1998.7
- タイトル読み
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セカイ シホン シュギ システム ノ レキシ リロン
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注記
主要参考文献: 巻末p[xi]-xix
内容説明・目次
内容説明
本書の主要テーマは大きく第一に、現代原蓄としての飛び地的工業化(輸出加工区)の分析を通じて、世界資本主義システムとそこに生きる市民の将来像を探ることにある。第2に、市民社会論と生産様式の接合理論を駆使して、マルクスの歴史理論の現代的活性化をはかることにある。今後、ますます現実化するであろうグローバル・シビル・ソサエティの歴史理論を構築する上で、不可欠の文献。
目次
- 第1部 領有法則転回論と本原的蓄積論(市民社会論と第三世界論;領有法則転回論をめぐる論争の現時点;『経済学批判要綱』における領有法則転回論と始動原蓄論;『資本論』における所有法則転化論と世界原蓄論)
- 第2部 世界資本主義システムにおける飛び地的工業化の歴史理論(飛び地的工業化現象とその歴史理論的位置;飛び地概念から飛び地的工業化概念への転成;新国際分業と飛び地的工業化;輸出加工区の事例研究—ILO多国籍企業プログラムに即して;現代原蓄としての飛び地的工業化の歴史理論的意義)
「BOOKデータベース」 より