ガンの夫を自宅で看取る : 医療ソーシャルワーカーの介護日記から

書誌事項

ガンの夫を自宅で看取る : 医療ソーシャルワーカーの介護日記から

児島美都子著

(健康双書)

農山漁村文化協会, 1998.6

タイトル読み

ガン ノ オット オ ジタク デ ミトル : イリョウ ソーシャル ワーカー ノ カイゴ ニッキ カラ

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内容説明・目次

内容説明

夫が末期ガン、余命は約六ケ月の告知、仕事の講義は無理という。この時、夫妻が選んだのは“普通の生活”。治療・民間療法も続けながら、大学の最終講義を終え、一年半後に皆にみまもられて自宅で亡くなった。医師はガンの告知、QOL(クオリティ・オブ・ライフ、人生の質)と言うが、じつは病人のQOLを知らない。人生はそれこそ千差万別。この時にキイワードとなるのが“普通の生活”。本書は夫の病状メモを入れた妻の介護日記。ガン患者がおだやかに生を終える鍵がのべられている、医療・福祉・人のネットワークをどうつくるか。長年の“普通の生活”の中に、それへの道がひそんでいる。

目次

  • 1章 告知前後(1995年8〜9月)
  • 2章 仕事を続けながらの療養生活(1995年9〜10月)
  • 3章 脳への転移を本人には告げず(1995年10〜12月)
  • 4章 近藤論文をどう受け止めたか(1996年1〜4月)
  • 5章 音楽は最高のメンタルケア(1996年4〜7月)
  • 6章 脳への転移を告知し放射線治療を開始(1996年7〜12月)
  • 7章 最終講義、在宅酸素の導入(1996年12月〜1997年1月)
  • 8章 検査入院が治療のための入院に(1997年1〜2月)
  • 9章 「ようやく人間らしくなれたよ」—自宅で過ごした最後の13日間(1997年2月)
  • 終章 末期ガン患者の在宅介護はどこまで可能か—体験者として、医療ソーシャルワーカーとしての提言

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA37263747
  • ISBN
    • 4540980297
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    263p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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