現代独米関係論
著者
書誌事項
現代独米関係論
関西大学出版部, 1998.3
- タイトル読み
-
ゲンダイ ドクベイ カンケイロン
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注記
文献・現代独米関係年表: p468-488
内容説明・目次
内容説明
本書は、第2次大戦後の独米関係に関する諸論考をまとめたもの。とくに、戦後・冷戦体制・ドイツ分割から当該の体制の崩壊・ドイツ統一への移行を念頭におきつつまとめられたものである。その際、日独両国の対外関係とりわけ対米関係の比較論的な観点に立ち、第2次大戦戦後構想・戦後処理期、占領期、独立・冷戦期、冷戦後の時期区分を念頭において構成されている。
目次
- 第1部 序論(「戦後」の終焉と独米関係—日米関係との比較を念頭におきつつ;アメリカと「ベルリン共和国」—D・S・ハミルトンの所論に沿って)
- 第2部 第2次大戦後の独米関係(現代独米関係に関する若干の議論—第2次大戦後の独米関係を中心にして;戦後独米関係の変遷—M・クナップの所論に沿って ほか)
- 第3部 ドイツ統一とドイツ問題(ドイツ統一とドイツ人—G・A・クレイグの所論に沿って;ドイツの歴史的責任論—ヴァイツゼッカー大統領の「第2次大戦終結40周年記念演説」を振り返りつつ ほか)
- 第4部 ドイツ統一後の独米関係(ポスト冷戦秩序におけるドイツの役割—日本の役割との比較において;ドイツ統一後の独米関係論—『独米関係年報』における所論に沿って ほか)
- 第5部 現代の日米関係と独米関係(対外関係の意識と構造—日本と西独の比較;1980年代半ばの日米関係—独米関係との比較において ほか)
「BOOKデータベース」 より