日本の観念論者
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書誌事項
日本の観念論者
(舩山信一著作集, 第8巻)
こぶし書房, 1998.9
- タイトル読み
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ニホン ノ カンネンロンシャ
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注記
凡例の記述: 本書は、英宝社刊『日本の観念論者』(1956年、初版)と『明治論理学史研究』(1966年、初版)を底辺とした。
月報あり
収録内容
- 日本の観念論者
- 明治論理学史研究
内容説明・目次
内容説明
西洋哲学の移植として出発した近代日本の観念論は、日本の伝統的思想と対立して発達した。にもかかわらず、西洋の哲学とは異なった性格をもつ。日本の唯物論もまた「日本の観念論」に規定され、その性格をひきついでいる。この日本の観念論の性格と特殊性を論理的側面から描出し、その発展をたどろうとしたのが本書である。「真の論理性は批判の論理である」という確信と内省をこめた、他に類例をみない著者渾身の日本思想史研究。
目次
- 序 日本の観念論者の系譜
- 第1章 日本哲学の父=西周
- 第2章 伝統的思想への反省
- 第3章 日本型観念論の確立者=井上哲次郎
- 第4章 哲学啓蒙家
- 第5章 日本型観念論の大成者=西田幾多郎
- 第6章 哲学と科学との交渉
- 第7章 観念論の自己批判=三木清
- 結び 日本の観念論の性格
- 明治論理学史研究(明治前期論理学の研究;明治後期論理学の認識論的傾向—論理学と認識論との関係;明治哲学における記号論理学の理解—元良勇次郎の場合;明治哲学における弁証法の理解)
「BOOKデータベース」 より