心の棲み家 : 昭和の作家群像

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心の棲み家 : 昭和の作家群像

萬田務著

双文社出版, 1998.8

タイトル読み

ココロ ノ スミカ : ショウワ ノ サッカ グンゾウ

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内容説明・目次

内容説明

文学と性、文学と宗教、文学と風土…近代知識人の系譜と軌跡を、簡明直截な筆致で辿る。昭和の時代を共有した作家たちのメッセージを畏敬と愛をこめて読みとく。

目次

  • 川端康成『古都』
  • 梶井基次郎 闇の発生をめぐって
  • 梶井基次郎『蠅』
  • 中島敦の自我について
  • 丹羽文雄と宗教
  • 野間宏と宗教
  • 三島由紀夫『橋づくし』
  • 吉行淳之介「性」に関するノート
  • 石原慎太郎『太陽の季節』
  • 梶山季之 生い立ちと文学
  • 真継伸彦と宗教
  • 阿部昭『司令の休暇』
  • 秦恒平『廬山』
  • 後藤みな子『刻を曳く』
  • 竹久夢二『桜さく嶋春のかはたれ』『昼夜帯』『三味線草』
  • 宮沢賢治の魅力
  • 賢治詩の魅力「永訣の朝」を例として
  • 三好達治『測量船』『花筺』
  • 安西冬衛『韃靼海峡と蝶』
  • 佐藤佐太郎『歩道』の新しさ
  • 坪田譲治『河童の話』
  • 壺井栄 わが裡なる『暦』
  • 壺井栄『母のない子と子のない母と』
  • 石井桃子『ノンちゃん雲に乗る』を中心に
  • 松谷みよ子 混乱のベクトルからの転回
  • 海外における「私小説」研究

「BOOKデータベース」 より

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